内側上顆炎(投球障害)①
2024/04/09
こんにちは。きんきんはり灸接骨院です。
先日、肘の痛みを訴えて小学生が来院しました。
まず始めに大人の肘と子供の肘は、構造が違います。どのように違いがあるかというと骨が出来上がっている状態と出来上がっていない状態です。
図のように概ね、16歳までに肘は大人と同じようになります。
今回は、小学生で起きやすい肘の内側の痛み(内側上顆炎)について説明していきます。当院での診察の流れとしては、①腫脹や熱感の有無 ②アライメント異常の有無(左右差がないか)③可動域測定 ④スペシャルテスト(徒手検査)⑤エコー検査 となります。
そしてその後に施術方針について説明していきます。
成長期で注意しなければならいことは骨端の成長軟骨は弱く、障害を起こしやすいことです。肘の靭帯に負担がかかるのではなく、肘の内側の骨に負担がかかってしまうのです。
子供の肘の痛みが骨に負担がかかることがわかったら次は、外傷・障害の病態についてです。その多くが野球肘(内側上顆炎)と1~2週間安静と診断されますが次の順で症状が重くなります。1.内側上顆骨端障害 2.内側上顆骨端裂離損傷 3.内側上顆骨端線閉鎖不全 4.内側上顆骨端線開離 5.内側骨端核複合体の開離
今回は、少し難しい話になってしまいましたが、子供たちの夢や将来のためにきんきんはり灸接骨院は、応援していきます。次回も内側上顆炎(投球障害)について書いていきます。
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きんきん接骨院
住所 : 東京都稲城市東長沼858-1
インテリジェントハウス1F
電話番号 : 042-401-6585
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