内側上顆炎(投球障害)④
2024/05/10
こんにちは。今回は肘の負担を減らすために肩関節・胸郭の連動について書いていきます。
まず始めに投球動作の加速期に肘の内側にけん引ストレスが加わり肘の内側上顆にストレスがかかります。
投球動作のこのフェーズが加速期になります。
多くの場合は、繰り返しの投球動作により回内筋群・屈曲筋群によってけん引ストレスが加わり微細な損傷が積み重なって肘の内側が損傷します。
この肘の内側のけん引ストレスを減らすために必要なのが「上腕骨の回旋」と「肩甲骨の後傾」そして「胸郭の動き」になります。
胸郭は12個の胸椎・肋骨・1つの胸骨で構成されたいます。この胸郭の上手く動かすためのトレーニング・エクササイズを一緒に行っていきます。(サイドライイングチェストオープナー、トランクローテーション、ブリッジ)
写真のように、投球動作時に背中のライン→肩甲骨→上腕骨が『逆C』の形をとれることで肘の内側負担が減っていきます。
胸郭が上手く使えるようになったら次は、肩甲骨のエクササイズです。猫背になっていると肩甲骨の動きに制限が出てきてしまいます。制限をかけている筋肉をストレッチしていきます。
そして、投球動作に大きく関わる肩関節(上腕骨)のインナーマッスルをトレーニングしていきましょう。
4回続けて肘の内側上顆(投球障害)のブログ更新となりました。当院ではエコー検査、姿勢分析、可動域測定などを行い、患部の状態を把握しながら体から全身のチェックも行います。体全身からアプローチをして肘への負担を減らすために取り組んでいます。
ブログを書いていて一番感じたことは、自分の家族(子供)が、この症状になったらどう声をかけてリハビリを行えば良いかなと考えます。当院の来られた患者様にも同じように施術を提供していきます。
お気軽にきんきん接骨院までご相談ください。
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きんきん接骨院
住所 : 東京都稲城市東長沼858-1
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